低学年から高学年まで教えていて気付いたことのひとつに
「低学年から図を描くのがうまい子は図形の問題に強い」というのがあります。
何かあたり前のような、いやそうとは限らないんじゃないかと言われそうな話なんですが、
ぼくの指導経験上、かなり高い確率で当たってます。
ここで言う「うまい図」というのは、
・平行なところを平行っぽく描く
・直角を直角っぽく描く
・同じ長さのところは同じぐらいの長さで描く
・3倍の長さのところは3:1っぽく描く
といった超基本ではあるが問題を解くにあたって重要な特徴を守っている図のことです。
これを守っている図は見た目のバランスが非常によく、問題を解くための条件がすでに頭に入っているのです。
図がうまい=図のバランスがよい → 図形の特徴がわかっている → 問題を解くカギが頭に入っている
ということで、低学年から図形を鍛えたいならバランスのよい図を描く練習をしてください。
超基本的なことから、できるようになれば複雑な立体まで描き写すだけでかまいません。
描き方のポイントを少しずつこのブログで紹介していきますのでたくさん描いてください!